丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。
生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。
また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。
したがって生物相も豊富である
アサギマダラ マダラチョウ科
最初に見たのは高校生の時 京都の貴船から芹生峠への杉並木。ゆったりと飛んでいるが驚くと空高く舞い上がる。浅黄色を実感したのもこのチョウ。
秋に見かけることが多く、フジバカマによく訪れる。高校時代に大山の
桝水高原、
比良山の滝へ下る山道でたくさんのアサギマダラが集まっていた。
元来熱帯の産 北進を続け生活圏を広めてきた。
蛹は黄色で黄金色に輝く祖先はヒマラヤから南支かけて棲んでいた
前翅長:60 m m 内外。前翅は黒色の, 後趨は赤褐色の地に淡青白色,やや透明の斑紋がある。♂は後翅後角部に眼斑状の大きな性標がある。幼虫はカモメズル・キジョウランなどガガイモ科植物を食べ,幼虫で越冬, 暖地では一定した越冬態はない。成虫は年数回発生, とくに夏から秋にかけて多い。
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