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丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である
アサマイチモンジ    タテハチョウ科
前翅長:31 mm 内外。

黒色, やや褐色をおぴ, 白帯と白斑がある。♂ は♀に比較し,翅形がまるく,

白帯が多少広い。裏面は褐色。表面と同様な白色部のほかに黒斑がある。

イチモンジチョウに似ているが, 前翅第2 室の白斑は第1 室の白斑より外方

に位置し,後翅裏面中室の2 黒条は下端で接してV 字状になる

( イチモンジチョウでは平行), その他種々の相違点がある。

幼虫ほスイカズラ・ハコネウツギ・タニウツギなどのスイカズラ科植物を食べ,

若齢幼虫で越冬,成虫は年2 、3 回発生, 夏型は白斑が小さい
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