丹波は日本列島の中央に位置し、年平均気温、降水量ともほぼ平均的な値を示している。

生物についても氷上回廊を境に東西の種類が共存している興味深い地域である。

また太平洋側と日本海側の生物がこの回廊を伝って移動していくことが知られている。

したがって生物相も豊富である。


ホシミスジ   タテハチョウ科
 
数年前 篠山の市街地で確認したホシミスジが藤阪にもやってきた。我が家のユキヤナギの葉に産卵していた。20数年前引っ越してきたときはクマゼミもアオマツムシもいなかった。南方系の昆虫が入り込んできている。今年はイシガキチョウも産卵 羽化した。
 
前翅長:3 0 m m 内外。黒色, 3 白帯があり, 前翅中室内の帯は5 個の小紋に分離する。裏面はチョコレート色, 後翅基部は白色で,数個の黒点を散布する。幼虫はユキヤナギ・シモ
ツケ・コデマリなどを食べ, 幼虫で越冬。成虫は年一回か2回発生, 6 ~ 8 月に出現する。分布:本州・四国・九州・朝鮮・満州・中国・台湾。日本産が原亜種。
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