前翅長:2 5 mm 内外。
黒褐色,橙赤斑があり,裏面は褐色,雲状または枯れ葉状の斑紋がある。
♂♀は大差ないが,♀は橙赤斑が拡大する傾向がある。幼虫はエノキを食べ,
分布:日本本土・琉球・台湾・朝鮮・中国
春先暖かい日差しで日向ぼっこをするように枯葉などに止まり羽を広げている。
テングチョウは成虫で越冬し、一番はやく登場するチョウである。アブのなかまの
ビロードツリアブとならんで春が来たことを実感させてくれる。幼虫はエノキを食
べ,成虫で越冬, 成虫は年1 回,4 〜 6 月に出現し、交尾を済まし、エノキの
新芽に産卵する。テテングチョウの名は下くちびるのひげが長く頭の前方に突出す
のによる。 |
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